前回はメンタリストDaiGoさんの年収が上がるクローゼット収納法について、
共有させていただきました。
今回はDaiGoさんの著書、
「人生を思いどおりに操る 片づけの心理法則」という本。
二度と散らからない上に、決断力まで鍛える「かたづけ入門」の本です。
前回のお話を掘り下げた内容になります。
前回の記事:メンタリストDaiGo流 年収が上がるクローゼット収納法
読みたい場所へジャンプ
何を捨てるのかではなく、何を選ぶか
簡単に言うと本当に大事な物を選び、それ以外は捨てるという方法です。
DaiGoさんの場合、本が大事なものなんだそうです。
本は無制限に置いていいというルールを作っています。
それ以外は、本を読むスピードがあがるとか、
本を書くスピードが上がる手助けになる以外の物は、
捨てることにしているそうです。
例えば新品で着ていない服があったとします。
捨てるかどうか迷いますよね。
来てないんだけど、まだ着れるし・・・
その時に自分に質問します。
「もし、この服がお店に並んでいたら買う?」
買い直そうと思わなければ、いらないと言う事です。
DaiGoさんのクローゼットの中
DaiGoのクローゼットの中はフォーマル用が3着、
カジュアル用が4着。
後はプラスコートが2着だけ。
1日分の服をセットして収納することで、迷う時間を減らします。
一番左の服を今日着たとしたら、着終わったら一番右にかけて置く。
そうすることで、常に一番左の服を着ればいいのです。
1週間が終わったら、シャッフルすれば、翌週違う組み合わせになります。
「また、同じ服を着ている」と思われれるのが嫌という人がいますが、
人は意外と覚えていないものです。
ものすごくインパクトのある服は別ですよ(笑)
人は自分が気にしているほど、周りの人は自分を見ていないんですね。
自分を気にしているのは自分だけです。
片付けは意思決定のトレーニング
DaiGoさんは本の中で、
何を捨てようか考えて選ぶのではなく、何を必要かを考えて選ぶことに
焦点を当ててします。
捨てる物を主体に考えると、失う物に意識が行き、
なくなるものに目を向けてしまう。
失われているような感覚になる。
捨てられない多くの人は、この感覚に悩まされます。
大事なのは「選び取る」こと。
捨て方ではなくて、選び方なのです。
自由な時間を増やすための片付け3原則
この3原則は本に書いてある1部分で、
DaiGoさんが別のメディアで紹介していた内容です。
三択の原則
選択肢を3つに減らす事ですぐ行動できるようにする。
例えばタオルが50種類ある、洋服が何十種類ある中から選ぶとなると、
どれにしようか迷いますね。
特に服の場合、この組み合わせはどうかな、変かなとか・・・
DaiGoさんは、その時間がもったいないと言っています。
そんなときたいていの物は、常に3つの中から選ぶようにしておく。
服を選ぶのが至福の喜びという場合は別ですがね。
基本的に人間は3つ以下なら即決で選べるそうです。
この3つの選択肢をたくさん作っていくのがコツです。
初速最大化の原則
やるべき事、時間と労力を使う作業があるときに、
取り掛かるまでの時間を短くすれば、その行動が出来るようになるといいます。
行動に移るまでに準備する時間がかかるほど、
思わず先延ばしにしたくなります。
例えば散らかった部屋を掃除する。
掃除機をかける前に、
床に散らかったものを片付ける作業をしないと掃除機がかけられません。
すごく面倒で、後でいっか。となってしまいます。
もともと部屋が片付いていれば、
掃除機をかけるのに、たいして時間はかかりませんね。
その行動がとれるように最短の時間で済むようにすることが大切です。
DaiGoさんの場合は本を読んだり書いたりするので、
本の他に何もない部屋で、最短の時間で取り掛かれるようにしています。
他の場所を片付けるときも、
きれいに重ねて入れ込むより、
飾るようにして、手を伸ばせばすぐに取れるようにするといいと言っています。
ローコスト管理の原則
DaiGoさんは
何回も何回も片付けなきゃいけない物は、
時間と労力がもったいないので捨てた方がいいといいます。
お金も時間も限られているのに、
毎日毎日、同じことに時間をかけたら意味がないと。
「あれ片付かなくちゃ、これ片付かなくちゃ、これどこにしまおうかしら。」
なんだか心当たりがあり、ドキッとします。
管理コストを減らして、自分の時間を大事にしましょうということですね。
やり方を少し変えるだけでいいんです。
食後の食器はは積み重ねるから大変になる、使ったらその場で洗えばいい。
何でもそう、溜めてから作業をすると、時間も労力もかかります。
ずっと片付けている人や、定期的に片付けている人は
片付けが出来ていないんだそうです。
一回片付けたら、
二度と片付けなくてもいいのが片付けなんだと言っています。
この辺は耳が痛いのと同時に、目からウロコです~。
言われてみれば、確かにその通りです。
「一回片付けたら、二度と片付けなくてもいいのが片付け」
DaiGoさんの名言ですね。
心理的な片付けで得られるメリット
片付けはモチベーションが上がらない、単なる作業だと思っている人がいます。
物を減らしたいと思うなら
収納があると物が増えるので、収納をどうやったらなくせるのかを考えるといいようです。
片付けると人生どう変わるのか
片付けのメリットについても語っています。
メリットは片付けると未来が選べるのだそうです。
部屋が片付いていない人を心理的な面で言うと、
意思決定を永遠に放棄しているから、片付かない。
人は生涯「これは必要」「これはいらない」というような、
意思決定を繰り返して生きていきます。
人間関係でもそうだし、就職するときもそうだし、
人生におけるすべての場所で意思決定の場面を多く迎えます。
この意思決定が出来ていないから、物が溜まっていくし散らかるのだそうです。
いらないはずの物、置かなくていいはずの物がおいてある人、散らかっている人は、
やらなくていいことを仕事でやっているし、付き合わなくていい人と付き合っている。
使わなくていいところで、余計な時間を使っている。
自分で選ぶ力がないから、散らかっていくと理解することが大事といいます。
部屋は散らかっているけど仕事ができる人もまれにいます。
そういう人は、片付ける時間さえ惜しくて、家ではただ寝るだけ、
起きたらすぐ仕事に行く。
そんな人です。
自分がそうでなければ、片付けた方がいい。
自分にとって必要なものすら選べない人が、
自分の生き方を選べるわけがない。
そうDaiGoさんは語っています。
自分で未来を選ぶ力を、片付けで鍛える。
まずは、散らかった物の中から、自分に必要な物を選ぶ。
選ぶことによって、より良い未来を選ぶためのトレーニングになるといいます。
☑ やりたい事がみつからない
☑ なかなか仕事に集中できない
☑ 成果があがらない
心当たりある人は
まず、片付けをするところを考えたほうがいいようです。
片付けによって頭脳労働に集中できるメリット
1回やれば終わるのが片付け。
勉強や仕事する前に毎回毎回片付けているのは、現実逃避なんです。
それは心の中が散らかっている証拠。片付けとは言わない。
人生は好きな事に触れている時間をどれだけ長くするのかが大事です。
苦手な時間は極力減らしたいですよね。
いらない物を減らさないと、好きな物がいらない物に埋もれてしまいます。
要らない物を捨てるのは当たり前。
ポイントは、ちょっといい物を捨てる。
自分にとって、物は3つに分ける事が出来ます。
☑ 本当に大切なもの
☑ なくてもいいけどあるとちょっといい気分になる物
☑ いらない物
その中で「ちょっといい物」
それをなくしていくのは誰でも怖い事です。
そして意思決定が先延ばしになりやすい。
ちょっといい物を捨てるって、ハードル高いですよね。
そんなときは、どれかひとつ挑戦してみるといいです。
私は昨日まで使っていたバッグ捨てちゃいました。
「ちょっといい物」だったから。
その代わり、今は本当に気に入っているバッグ使っています。
私たちには、命がある時間が限られています。
元気に活動できる時間はもっと短いかもしれません。
今からでも遅くないので、
人生をもったいない使い方をしていたと思うなら、
DaiGo流の片付けに挑戦してみませんか?
まとめ
一度片付けたら二度と片付けなくていいのが、
本当の片付け。
この発想は本当にすごい!
私は片付けは永遠に続くものだと思っていましたから。
私の片付けの概念が変わりそうです。
頭の中で革命が起きています(笑)
そこまでたどり着くのは時間がかかるかも知れませんが、
絶対到達して見せます!!
私もDaiGoさんのように、
片付けよりも自分の好きな事に使う時間を増やしたいですもん。
コメントを投稿するにはログインしてください。