こんにちは。
家事課長です。
最近、汚部屋を業者が片付ける過去番組をたくさん見ています。
その人たちの、ここまで汚部屋になったまでのドラマを感じます。
人生いろいろあったんだなあと。
そして、あることを思い出しました。
片付けで悩んだことのない人が、
ある家の中を見てこう言ってたのを聞いたことあります。
「なんで、片付けないんだろう。だらしない人だ」
「どうしてできないんだ」
まるで、その人すべてを否定するかのように聞こえました。
当時の私は、きっと何か事情があってそうなっているのかもしれないし、
第一、人の家のことなんてとやかく言う筋合いはないと、
その言葉に対する強い反感がありました。
その散らかった家は、床は足の踏み場のないほど物が散乱して、
どの収納の前にも物が積まれ、どうやって開けるのか。
長い間、収納が機能している形跡はありません。
「片付けられない」と「片付けている」を両方経験している立場の私が感じたことですが、
厳しいようだけど世間では「片付けないとだらしなく見られる」ということです。
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片付けられない人から学ぶこと
話をもとに戻しまして「汚部屋を片付ける」過去番組のお話です。
片付けられない人からも、学ぶことがたくさんあります。
この世はすべて自分を成長させる先生です。
番組にかかわらず、片付けられない人が共通して言う言葉がありました。
「もったいない」
ある人は、スーパーで無料の醤油やソースを大量にもち帰ります。
買ったあと汁もれがしやすい食品を入れる無料のビニール袋も大量に持ち帰ります。
だからと言って、家で使うかと言えばそうではなく、
タダでもらえることに満足しただけで、あとは放置なのです。
お店側は、例えばお刺身を買ってもらったお客さんが、
すぐにおいしく食べられるように醤油のサービスを、
とんかつを購入したお客さんがすぐに食事できるように、
ソースのサービスをと考えて用意してくれたものです。
ビニール袋だって、他の食品に漏れた汁が付かないように配慮したサービスです。
お店側としては、決してタダで手に入れている分けでなく、
お金を出して買ったものをサービスしています。
当たり前のことなのに、目の前の「無料」と言うことだけしか見えていない。
もらわないと損と思ってしまうのでしょうか。
無料の物をもらわなくたって、決して損はしてないです。
家には賞味期限切れの調味料や、
買ったのに忘れ去られている調味料であふれているのに!
その方がよっぽどもったいないよ!!
もはや頭の中もぐじゃぐじゃで、整理して考えられなくなっている。
部屋の中は自分を映す鏡というのは、本当です。
片付けることを諦めてない?
✅ 共稼ぎで、家事は全部自分がしていて、片付ける余裕なんかない。
✅ 子育て中で忙しくてできない。
✅ もう、荒れすぎてどうすることもできない。
✅ 子供が小さいうちは無理。
そう悩んでいる人は、時間がないと片付けができないと思っている。
忙しいと出来ない、家族が協力しないから出来ないと
思い込んでしまっているんだと思います。
実は私も、長い間そう思っていました。
今思えば時間がもったいなかったなと感じます。
でも、仮にそうだとしても、片付けたい気持ちがあるのに、
昨日より物が増えているのはおかしいです。
できない理由って限りなく思いつきますよね。
では、同じ境遇なのに、片付けられている家庭があるのはなぜ?
片付けに不利と言われているADHA(注意欠陥多動性障害)を患っているのに、
それを受け入れて部屋が散らからない工夫をしている人がいるのはなぜ?
片付けられないのは、諦めているからではないでしょうか。
「あきらめたらそこで試合終了ですよ」
分かる人には分かる、スラムダンクの名言ですね。
たかが漫画かと思うかもしれませんが、
この言葉で人生に良い影響を受けた方がたくさんいるのも事実です。
私がスラムダンクを読んだのは数年前、
娘が自動車学校の空き時間に置いてあったマンガ本を読んで、
面白かったと言ってたのを聞いたのがきっかけです。
時代は携帯電話すら出てこないころの、高校のバスケ部の話。
漫画に名言多いですよね。
私は自分に言い聞かせるように使っています。
アラフィフあるあるですかね。
手遅れなんてことはない
〇〇だからできないとか、自分で制限してませんか?
例えば年齢制限があってできなかったとか、
(お子様ランチみたな(笑))
物理的に誰がやっても無理な事以外は、挑戦する価値があると思います。
何事にもです。
それが、たまたま片付けというジャンル。
最初は誰でも不安はあります。
腰も重たいです。
行動に移すまで時間がかかるかもしれません。
それは、性格が真面目な方で、
きちんとやらなくてはと思ってしまい、気が重たくなるのかもしれません。
もっと、気軽に昨日より今日、今日より明日、物が減っていればいいのです。
続けて行くうちに、どこかでエンジンがかかりますよ。
完璧を求めない。半分できればいい。
ためしに、今パソコンの前にいる方は、
ゴミ箱を手繰り寄せてパソコンの机に不要な物を捨ててみてください。
お菓子の食べた後のゴミ、紙くず、チラシなどがあったら、
捨ててみてください。
こんな、気軽でお手軽な方法を継続すればいいんです。
それが、今日より明日に繋がります。
すぐに結果を求めると苦しくなります。
片付け本を何冊読んでも片付けられない人は、
ハードルを高く設定しているからではないでしょうか。
毎日一歩ずつ、時には一歩下がってもいい。
それでもあきらめないで、一歩ずつ進む。
人って、そうやって進化していくんだと思うんですよね。
まとめ
社会では家が荒れている、部屋が物であふれているというのは、
あまり印象が良いものではありません。
自分の家が荒れているなら、
そうなってしまうような人生のドラマがあったのかもしれません。
しかし、
部屋が荒れるまでに、
そうなってしまう習慣があったのも確かです。
物が増える習慣その1
使ったものを元に戻さない。
↓
戻さないから、次に使うときなくなったと思う。
↓
同じものを買ってしまう。
↓
後から見つかっても、もったいないからと言って、両方とっておく。
(ひどいと、5個も6個も)
物が増える習慣その2
無料の物をもらってくる。
(ビニール袋とか、調味料など)
↓
もらって得をすることに満足。
↓
ためるけど、使わない。
↓
またもらって、どんどん増える。
物が増える習慣3
値引き商品を買う。
(特に食料品は賞味期限が短いもの)
↓
買わなきゃ損と思ってしまう。
↓
結局、賞味期限が切れて使えない。
↓
開封してないからと言って、一応とっておく。
もし。思い当たることがあったら改善すればいいのです。
つまり、この逆の習慣をつければ物が増えるスピードは抑える事ができます。
使ったら元に戻して、物を行方不明にしない。
無料の物は、その日に使う目的がなければもらってこない。
食料品の値引きは、その日に食べるもの以外は極力買わない。
これだけでも普段の習慣を見直すことで、違いがでてきます。
心当たりのある方は、試してみてくださいね。

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