こんにちは。
家事課長です。
突然ですがみなさま、
視覚から入る情報量ってどのくらいの割合か、
ご存じでしょうか。
私たちは五感を使って情報を得ていますが、
そのうち視覚からの情報量が8割以上といいます。
☑ どんなに散らかった部屋でも気にしない
☑ 自分は散らかっている方が落ち着く
☑ 散らかていても、どこに何があるか分かるから困らない
と思っていても、
心の片隅では「いつか何とかしなきゃいけない」
と、思っているものです。
それは、日本人は親や学校の先生から、
「片付けなさい」と言われて育ってきたからです。
ゴミ屋敷に住んでいる人でも、
口では、これはゴミでなく資産と言い張っても、あとから聞くと
「いつか、何とかしなくちゃいけないと思っていた」
と言います。
嫌でも毎日、汚れた部屋が目に入り、
それが知らないうちにストレスとなり、心身ともに悪影響を与えるのは、当たり前ですね。
片付けられない原因はエネルギー不足だからかも
今回は私の体験談をお伝えしようと思います。
私も家の中が汚かったときは、
いつも疲れていて、無気力でした。
部屋が汚い→ストレス→疲労→無気力→さらに、部屋が汚れる→
という、悪のループにハマっていました。
そして、どんなこともすぐに行動できず、すべて後回し。
「あれ、やらなきゃいけない」「これ、やらなきゃいけない」と
やらなけれはならない事が山積みでも、やる気が起きず、
いつもいつも、気が重かったです。
常に「あれやらなきゃ、これやらなきゃ」と考えているので、
頭の中だけ大忙し。だけど、行動は起こせない(笑)
早くやればストレスが軽くなると分かっていても、
体が動かないんですよね。
人から見たら、怠け者にしか見えません。
いつも疲れていて、動かないわけですから、
体が重く感じ、肩も背中もバリバリ凝っていて、
病気じゃないけど、いつも調子が悪い。
自分のことは「ダメ人間」と思っていて、
自信なんか全くない。
ネガティブにならないわけがないです。
自分史の中の暗黒の数年間ですよ。
それもそのはず、捨てる作業はエネルギーを使うのです。
疲れている人には、よほどの理由と覚悟がなければ
なかなかできない作業です。
もし、あなたがいつも疲れていて片付けられないとしたら、
それはあなたのせいではありません。
エネルギー不足のせいです。
片付ける行動を起こすには、エネルギーが必要です。
私が片付けが出来るようになったきっかけは、
「ガラクタ捨てれば自分が見える」という本を読んでからです。
著者はカレン・キングストンさんです。
この本を読んで、すごくエネルギーをもらいました。
ここで言うエネルギーというのは、自分によい刺激を与えてくれる何かです。
ある意味何かが吹っ切れるというのか。
私はこの本のおかげで、考え方が変わりやる気をもらいました。
一番変わったのは、物を捨てるという概念です。
私の片付けの考え方は、すべてこの本がベースになっています。
今でも教科書になっているくらいです。
今は片付けもできるし、先延ばしにしている事も何もないので、
ストレスはないですね。
「エネルギーとなる何か」が人によって違います。
例えば映画を見て感動し、主人公のような人になりたいと思い、主人公が住んでいるような素敵な部屋にしようとか、憧れの有名人の部屋を真似したいと思うのも、いいエネルギーになると思います。
新ガラクタ捨てれば自分が見える 風水整理術入門 (小学館文庫) [ カレン・キングストン ] |
片付けで自分を変える
今の職場には、たくさん人がいますが、人間関係のストレスなしです。
みんないい人でとても恵まれています。
こんなに人がたくさんいる職場なのに自分でも驚きです。
職場の人には「あなただから、そう思えるのよ」と言ってもらえるようになりました。
これが片付けとどういう関係があるの?と思いますよね。
片づけを始める前と後では、
物の見方や感じ方が変わってきたのです。
自分が変わると周りが変わると言いますが、
本当です。
片付けは人を成長させる手段だと言うことを確信しました。
片付けて部屋がスッキリすると、頭もスッキリします。
これはやってみると、多くの人が体感できるようです。
スッキリした頭でシンプルに考えると、物事が上手くいくみたいです。
頭の中がシンプルになると、
フットワークが軽くなり、
後回しにすることが減ってきます。
片付ける行為を続けてきた結果、
その他の行動力も付いてきたのだと思うのです。
具体的に言うと、今まで「あれならなきゃ」「これやらなきゃ」
という思いが常に頭の中を占めていたのが、
もうとっくに済んで解決しているので、
頭の中でストレスになる事をごちゃごちゃと忙しく考えなくなったんだと思います。
頭の中にも、新たなスペースができ新しい事が受け入れられるようになる。
現実世界と連動してますね。
よく「部屋は自分の頭の中を表してる」と言いますが、まさにその通りでした。
「あれやらなきゃ」「これやらなきゃ」というのをゴミに例えると、
私の頭の中はゴミだらけだったのですね(笑)
もっと早く知っておけば良かった!
でも、今の自分だからできた気もします。
片付けは奥が深いです。
継続していくと、気付きも得られて、
「自分は今成長してるんだなぁ」と思えてきます。
そして、ご自分の人生をもっともっと良くして、幸せな人生を送っていただきたいのです。
さらにワンランク上の人生を目指してて欲しいという思いを込めて、
お伝えしています。
まとめ
私たち人間の五感の中で、
目から入る情報量は8割と言います。
部屋が汚い様子が目に入ると、
それだけでストレスとなります。
どんなに汚い部屋が平気だと言う人でも、
無意識の中で「なんとかしたい」という思いがあるものです。
片付けたいのに片付けられないのは、
エネルギーが不足しているのかも知れません。
たまには、現実を忘れられるような、
ストレス解消をしてリフレッシュする時間も大切です。
片付けが上手く行き始めると、頭の中も気分もスッキリして、
思わぬアイディアが生まれたり、前向きな気持ちになれます。
片付けたあとの自分の部屋を想像してみてください。
なんだか、ワクワクしませんか?
そんな部屋で暮らせたら、
その日の疲れも、その日のうちに癒されそうですね。

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