こんにちは。
家事課長です。
片付けで超有名になった近藤麻理恵さんの本が、英語に翻訳されてから「ときめく片付け」は世界的にトレンドとなりました。
ニューヨークタイム誌で世界でもっとも影響力がある100人に選ばれたこともあります。
今でも「こんまり流」といって、慕われていますね。
今、世界で「こんまり流」の他に話題になっている、スウェーデン式の断舎離で「死の片付け」と言うのを
ご存知でしょうか。
ネーミングがちょっと怖いけど、
ちゃんとした断舎離です。
生きているうちに、自分の遺品整理をするということです。
生前整理じゃん?と思うかもしれませんが、
ポイントは、
「これを取っておいて喜ぶ人がいるかどうか」です。
今、日本でも社会問題になっていることと関係があるので、
いつからやるのか、そのやり方とコツを紹介して行きたいと思います。
スウェーデン式の断舎離「死の片付け」とは?
スウェーデン人のマーガレット・マグネソンさん著書の本から話題となっている片付け方法で、自分が亡くなった後を想定し、自分で遺品整理をするものです。
これのどこがいいのかと言うと、
今日本では親が亡くなったあとに、親の家の物が多すぎて整理することが困難という事例がたくさんあります。
今の高齢者の方で戦争を経験された方も多く、物が無い時代に育っています。幼いころから物を大切にして、とうとう修理もできないくらいになるまで使ってきました。
その結果、使わないいらない物でも簡単に捨てることが出来ずにいるのです。
年を取ってそのことに気付いても、そう簡単に自分を変えることはできません。
こうして親が亡くなったあとに、大量に残された物の片付けに残された子が苦労する問題が社会的に起きています。
親の世代はどうにもならないにしろ、自分より後の世代にはそのような苦労を断ち切ることはできます。
気が付いた人から始めるべきだと、私は思います。
自分の遺品整理といつからやる?
何縁起の悪い事言っちゃってんの!?
いやいや、元気で若いうちから始める方がいいんですよ。
体力もあって、頭が柔らかいうちに(笑)
物を整理するときに、物を捨てたりする作業はある意味自分を変えることに繋がります。
脳は変化を嫌いますから、目的が無いとやりたくないものです。
年を取って頭が固くなってくると、なおさら変化を嫌がります。
脳の仕組みがそうなっているので、仕方がないのです。
だから「若いうちに」なんです。
これは遺品整理する人の立場を想い、その人達の負担になりそうな物を捨てていくという考えから生まれた片付け方法なんです。
作業は断捨離と同じですが、ポイントがあります。
こんまり流の捨てる基準は、それを手に取ったときに「ときめくか、ときめかないか」でした。
自分の遺品整理の場合の捨てる基準は、
「私がこれをとっておいたら誰かが喜んでくれるか?」と自問するのです。
もし、誰かが自分の遺品整理をするときに困るだろうなと思う物は、迷わず断捨離します。
残されたら困る物と分かっていても、今はどうしても捨てられない物がある人もいます。
例えばアルバムとか、大切な人にもらった物や有名人にもらった物とか(笑)
その場合は「自分が亡くなったら迷わず捨てて」と伝えておいてはいかがでしょか。
まとめ
生前整理と言うのは、自分が亡くなったあと、
遺族が荷物の整理に困らないように、あらかじめ自分で荷物を減らすことですね。
自分の遺品整理は「自分が亡くなったあとに、この荷物を取っておいて誰が喜ぶのか」
と、自問しながら整理をします。
自分の遺品整理と言うと「自分はまだまだそんな年じゃないよ」って思います。
私も半世紀生きてても、そう思います(笑)
でも、これは若ければ若いほどいい事だと思います。
片付けの作業は「自分成長させる」ことにつながるからです。
人の幸せの良し悪しは、すべて頭の中にあると思うのです。
同じ環境でありながら、幸せと感じる人・不幸と感じる人がいるのはそのためです。
幸せと感じる人は視野が広いです。目先の不幸に見えることがあったとしても、それにとらわれないでもっと先を見ています。
人が成長するって、そういうことなんじゃないかなと、
この年になってやっとそんなふうに思います。
ちょっと視点を上に上げるだけで、世界が違って見えます。
掃除とは関係なくも思えますが、部屋がきれいになると、
気が付くことが多くなり、良いアイディアも思いつきます。
物が多いストレスから解放されて、リラックス効果があるのかも知れませんんね。
私は掃除と自分の成長はリンクしていると確信しています。
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