家の中の地震対策はしていますか?
地震で家の中の被害を減らすためには、
家具転倒防止などの対策が大事です。
地震で怖いのは家具の下敷きになることや、
落下物に当たったりガラスでケガをしたりすることです。
あと、転倒した家具で避難経路をふさいでしまう危険があります。
家具の転倒防止とあわせて対策することで、
さらに危険を減らすこともできます。
家具転倒の対策については、前回のブログでお伝えしました。
今回は、ガラスや食器の飛散防止、電化製品の転倒防止の
おすすめグッズを紹介します。
いろいろなサイトの地震による内部被害の記事を読んで、
私がこれは必要と思えた物をご紹介します。
参考にしていただけたらうれしいです。
関連記事:地震対策おすすめグッズ 家具転倒防止対策できるだけの事をす
家具転倒による被害
阪神淡路大震災のとき、
震度7の地域で全半壊をまぬがれた住宅のうち、
全体の約6割の部屋で家具が転倒し、
部屋全体に散乱したというデータがあります。
家屋でのけがの原因は次の通りです。
家具等の転倒落下・・・46%
ガラス・・・29%
その他・・・18%
不明・・・3%
家具の倒壊・・・3%
※日本建築学会の阪神淡路大震災住宅内部被害調査書によるデータ
これを見ると分かるように、
家具類の被害転倒だけでなく落下も含まれます。
しかも、けがの約半数を占めています。
おそらくこの中に電化製品も含まれていると考えられます。
テレビや電子レンジの耐震は案外軽視されやすいかもしれません。
次にガラス被害も多いです。
これらを中心におすすめグッズを厳選しました。
テレビ・電子レンジなどの電化製品落下防止対策
薄型テレビ用耐震シート
多くの家のテレビが薄型で大型のものが主流となり、
大きな地震の時の対策が必要とされています。
テレビは大きな揺れになるほど転倒落下の可能性があり、
人が巻き込まれると凶器になる危険があります。
早急に対策が必要です。
耐震シートはいくつあってもいいですね。
デスクトップのパソコンも固定しておくと安心です。
電子レンジ・空気清浄機などの電化製品
電子レンジなどの家電専用の粘着シートがあります。
粘着シートは水洗いで粘着力が回復するので、
タオルなどで拭き取らず、ドライヤーを使用すると簡単に乾きます。
加湿器、除湿器も固定しておけば安心です。
ガラス飛散防止対策
7~8年くらい前に静岡県でも震度5を経験したことがあり、
その時とっさに近くにあった食器棚を手で押さえていました。
しかしこれは危険な事なのでやってはダメです。
立っていられない程の揺れになった場合、
下敷きになってしまいます。
窓ガラスの飛散防止
家具を固定してあれば家具の転倒や落下のリスクが減るので、
自分の身の安全を優先して考えられます。
食器が割れたりガラスが割れる音ってかなりびっくりしませんか?
揺れのさなか平常心は飛んでいるはずです。
そこに大きな音でパキン!バリン!ガシャン!と割れる音がしたら、
かなり動揺します。
非常時こそ冷静な判断が必要なのに・・・。
あわてて被害を大きくしては大変です。
ガラスにフィルムを貼ることで、
割れたとしても飛散は免れます。
フィルムが貼ってあるから我が家のガラスは大丈夫と、
ひとつ心配が減ります。
食器棚の中の食器の固定
食器棚の中で滑った食器の破損が、
最小限で済むように必要かなと思いました。
ガラスフィルムを併せての使用をおすすめします。
まとめ
私が震度5の揺れを体験したとき、
真っ先に近くの家具が倒れないように、
手で押さえてしまいました。
瞬時に食器棚が倒れガラスが飛び散ったことによるけが、
中の食器が割れたり後片付けの心配まで頭をよぎりました。
旦那も家にいたのですがやはり別の家具を押さえていました(笑)。
でも、もしこの時に地震対策がしっかりされていて、
家具が固定されていることが頭で分かっていれば、
このような行動をとらず、自分の物安全に集中できたのではと思いました。
対策がしてある家庭としていない家庭では、
かなりの差が出るのではないでしょうか。
対策することで被害を最小限に抑えられるとしたら、
大切な家族を守るために、
ぜひとも取り入れてみたらいかがでしょうか。
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